登録番号/No.1047-1
タイトル/『宇宙より、ひとつ隣』
作詞/LEICA
作曲/LEICA
作詞完成日/2026年7/18
『宇宙より、ひとつ隣』
「今日こそ、宇宙と繋がる—」「……また始まった」
焦げた匂いが また漂って「今回は少しだけ燃えた」と笑う
その“少し”の基準だけが 毎回どこかで 更新される
窓の外は どこまでも晴れて 天才の頭の中だけ 荒れている
それでも椅子を引き 隣へ座る 決まった位置に
妄想日記の最新ページ 知らない誰かの名前がある 悔しくないと
言えば嘘 ここにいる理由は 別のところ
宇宙より、ひとつ隣 探し続けるものは 手を伸ばせば
届く場所に ずっと前から あったのに
光年単位で 夢を測って 答えは腕ひとつ分の距離
バカだなあ と思いながら それでも隣が好きだから
そう言い切る 横顔に 少しだけ 距離を感じて
曖昧に 笑ってしまう 告白かと 訊けば首を振り ペン先だけが
正直で 誰かのための言葉を 迷いなく 書き続けている
焼け跡のある ページをめくる 宇宙への地図が 並んでいる
その余白に 自分の名前 一度でいいから 置いてほしい
宇宙より、ひとつ隣 探し続けるものは 手を伸ばせば
届く場所に ずっと前から あったのに
光年単位で 夢を測って 答えは腕ひとつ分の距離
バカだなあと 思いながら それでも隣が好きだから
「ついに宇宙人と 繋がった!」満面の笑みで 振り返る
……ここにいるのに 言いかけた声が 喉の奥で ほどけない
見上げた空より 見ている景色の方が ずっと ずっと 近い
宇宙より、ひとつ隣 気づかぬまま 季節だけが 通り過ぎても
ここを離れる気はない 光年なんて 知らなくていい
答えはずっと 隣にいる バカだなあ と泣きながら
それでも隣が 好きだ それでも隣が 好きだから

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