登録番号/No.987-1
タイトル/深淵毒(アビス)
作詞/二ツ木線五
作曲/LEICA
作詞完成日/2026年3/19
深淵毒(アビス)
灰のように散っていく
選べる言葉の無い色
逸らす視線でなぞる
暗く深く揺らぐ孤独
だれかがまた笑ってる
見慣れた膜の先に
剥がれた爪で割かれた夢手繰り寄せましょう
温もりの無い水に曝す両足の傷
強がりの笑み凍りついたままでいる
この世に愛はないのでしょう
乾いて気付いて嘆いた
それらはただの只管に悪戯に飽いた銃口のアビス
賽に任す身体
悪しく毒されたハート
鳴き止めない時の針
諦めたくなりたくて
振り向いたら消えそうで
思い出も千切れそうで
全て否定しそうでも
其の黒は触れたくない
背中に天使はいないこと知って泣いた
流れる川に途切れる雲は届かず
神もこの世に居ないでしょう
畏れも誉れも何処も無く
赦されない境界のアビスが写した
背合わせの真実
誰の宝物でもない
見せたことない感情
眩い風に射す
始まりの陽の光も
仮面は脱がせずに
目を醒ます朝
歩んだ昼
蹲る夕日へ静かに刺し込むポイズン
掬い上げた手では救えなかった
あの夜に残した過ちも
灰と散るように
在りし日の淵に立つ今でも
泣きながら佇んだ自分だけのアビス

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