登録番号/No.978
タイトル/junior heart
作詞/二ツ木線五
作曲/LEICA
作詞完成日/2025年9/14
junior heart
乾いた涙の跡 音の無いaudio speaker
助手席の黒い瞳 真夏夜の街灯がコーダ・トロンカを撫でる
出会い始まりだった 交差点はいつしか 遠くへ過ぎていく
肌を求め尽くしてもなお 離れることなどないと
息の温もり確かめては キスを交わし安らいだ
張り詰めた心を癒した「愛してる」の言葉だけ
大人に成りきれない二人
それでも良かったはずのjunior heart
未熟な恋心 無邪気に持て余していた
声を上げ笑うことも お互い傷付けても それが愛と信じていた
幼さ乗せた加速 終わる為の減速 もう戻れはしない
ずっと抱き締めていたかった 小さく震える肩を
いつまでも続くはずだった 何も疑えなかった
リビングで二人過ごしてた 過去や現在や未来まで
夜更けの窓 映る横顔
ただ見つめてるだけのjunior heart
固められた指は解けず「もう一度」と言えないまま
強がりだけで過ごす夜を 偽りの笑みで泣いた
掠れても色濃く記憶に 独りの時間は永く
正しい答え出せないまま
愛した背を見送るjunior heart
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