School Road

まだ幼い憧れ 微熱混じりの　
恋に恋をしているみたいに 君を見ていた　
声もかけられなくて それでもよくて
だけど本当はそうじなくて 瞳を閉じた

僕の気持ちに すぐに気付かせたいから
作戦を考えてる 思いよ届け

一緒に歩きたいがために 眠たい目をこすりながら
偶然を装って待った通学路
何も知らないままの君が「おはよう」って微笑むから
風も優しく吹いた 大切な朝

君と並んで歩く 少し離れた
この距離をもっと縮めたくて 焦るばかりさ

差し出した手に 君は気付いてくれない
だからすぐに引っ込めた 情けないよね

今日こそはその手繋ぎたい そんな下心はなぜか
神様はお見通し 長い通学路　
坂の上友達を見つけ 走り出す君の笑顔に
僕の手は行き場なくし 僕とにらめっこ

ひとひら風花舞うように 思い出達がひらひらり
穏やかに包んでる 歌う通学路
悩んで迷って転んでた あの日の僕に伝えたい
今では手を繋いで 歩いていること